自然のなかに働き給う神

野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。
『マタイによる福音書』第6編28節

花が美しい季節になりました。日本人は、草花を単なる鑑賞の対象物として見る以上の心をもって愛でてきました。古来の歌をよめば、咲き盛る花だけではなく、咲く前の花、散りゆく花、落ちて踏まれた花、枯れた花などが詠まれています。形状的な表面の美ではなく、花のもつ命に心を寄せて愛できたといってもいいかもしれません。それは、花でも鳥でも、自然のいのちに働いておられる神様の御業を見なさいと言われたイエス様の教えに通じるものがあったと言えるかもしれません。日本人の間違いは、自然を神様そのものとしてしまったことです。自然は神様ではありません。しかし、自然の中には生きて働き給う神様がおられ、ご自分を私たちに現して下さっているのです。

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日本基督教団 荒川教会

牧師 国府田祐人

Author:牧師 国府田祐人

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